ジェイミスジャパンが、JAMISの新型エンデューロバイク「HARDLINE」と「PORTAL」を発表しています。

photo_ジェイミスジャパン

Speedgoat DesignsのChris Currieが設計した「3VO(Three Variable Optimized)サスペンションプラットフォーム」を搭載しているのが最大の特徴と言えるでしょう。

独自の仮想ピボットの特性をもち、ギアの位置やリアショックのストロークに関係なくチェーンテンションを一定に保ち、ブレーキの位置も変わらないため安定したブレーキングを可能にします。

JAMISは、3VOのメリットについて以下のように説明しています。

効率:ギアの組み合わせ、リアアクスルの軌道、地形、ライダーに関わらずサスペンションの動きによるペダリングロスがなく、効率的に推進力へと変える。

反応:全ての駆動力を仮想ピボットに向けて伝達。一直線にサスペンションに入力され、アクティブに反応、かつ柔軟に衝撃を吸収。

ギア、サグ、ショックチューンに依存しない:後方に移動していくピボット位置はギア位置、サグの好み、リアショックの減衰チューニングに関係なく機能する。

ブレーキングの安定度:ハードなブレーキングにおいてもシステムは確実に反応し、高いブレーキング性能を発揮。

BikeRumorのYouTubeチャンネルにサスペンションの動きを見せる動画があったので、貼っておきます。

JAMISのオフィシャルなものもありました。

今回発表されているのは、「HARDLINE」と「PORTAL」というふたつのモデル。

HARDLINE photo_ジェイミスジャパン
PORTAL photo_ジェイミスジャパン

HARDLINEは、27.5/27.5+/26+の3種類、PORTALは29/27.5+の2種類が予告されており、いずれも12×148 BOOSTを採用しています。

価格等は未定ですが、ジェイミスジャパンから早期にニュースリリースが出たことで、(全モデルかどうかはわかりませんが)日本市場にも導入されることは確実でしょう。

詳細はジェイミスジャパンのWebサイトに掲載されています。

[追記:2018/9/13]

HARDLINEおよびPORTALのラインナップは下記のとおりです。

・HARDLINE
HARDLINE A1 完成車(受注生産品):450,000円(税別)
HARDLINE A1 Frame Kit(受注生産品):260,000円(税別)
HARDLINE A2 完成車:350,000円(税別)

・PORTAL
PORTAL A1+ 完成車(受注生産品):445,000円(税別)
PORTAL A1+ Frame Kit(受注生産品):250,000円(税別)
PORTAL A2 完成車:360,000円(税別)

リンク: 3vo – サスペンションシステム / Jamis Bicycles – ジェイミスジャパン

(Gen SUGAI)