CyclingEXが参加し、毎週金曜日に更新している「BRI-CHAN」。今週は前カゴが標準装備されていないシティサイクルに、純正品ではなく社外品の籐製の前カゴを取り付けてみたという話です。
今回使用したBRIDGESTONE GREEN LABELの「MARKROSA」シリーズ(写真は旧モデルの「MARKROSA mini」は、シティサイクルとしてはカジュアルかつスポーティーな位置付けということもあって、標準状態では前カゴが付いていないのです。
ちなみに、シティサイクルではおなじみのリアキャリアも、付いていません。そういったものが装備されていないからこそ、比較的軽量で走りも良いのですが、実用性を考えると、前カゴくらいは欲しいかな、と。
実はフロントキャリアは標準装備されており、これを台座として前カゴを取り付けることもできます。純正オプションとして前カゴが何種類か用意されているので、それを使用すればOKです。ただ、今回はちょっとひねくれて、社外品の前カゴを取り付けてみようと思いました。
理由は、コレ。「籐風」ではなく、本物の「籐カゴ」を取り付けたかったのです。探すと意外と選択肢がないのですが、なんとか、天然の籐を謳った製品を見つけて、取り付けてみたのが上の写真です。なかなか、似合ってるでしょう? ぱっと見ではわかりませんが、随所にワイヤーも使用しており、見た目と強度を両立しているようです。
ただ、前カゴの台座となるフロントキャリアが標準装備されているといっても、社外品、汎用品のバスケットを取り付けるのは、実は単純な作業ではありません。今回の場合だと、前カゴの形状に合わせてフロントキャリアを曲げるといった手間が必要でした。カゴによっては、キャリアを取り外して別途ステーを用いる必要もあるかもしれません。
今回は、自転車屋さんに作業をお願いしています。もちろん工賃はかかりましたが、実際にその作業を見ると、前カゴを取り付けるという単純そうな作業でも、いろいろ手間がかかってるんだなぁと、改めて認識したのでした。自分でやったら、きっとお店に頼んだときの倍以上の時間がかかるか、うまく取り付けできないかのどちらかでしょう。ちなみにキャリアも、後付けするとなると意外に時間と手間がかかりますよね。
そんなわけで、よろしければBRI-CHANの記事もご覧ください。
関連記事: MARKROSAに籐カゴつけてみました – BRI-CHAN
●BRI-CHANとは
日本を代表する自転車メーカー・ブリヂストンサイクルのファンサイトとして、2016年1月よりスタート。CyclingEXが編集部(チーフブロガー)として参加しています。
リンク: BRI-CHAN – bridgestone greenlabel fan channel「ブリチャン」
車両提供:ブリヂストンサイクル
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。