モンベルが「日本を快適に走る自転車」として開発したのが「SCHEIDEGG(シャイデック)」。カヤック/自転車/登山を組み合わせた環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」を開催してきた同社が、日本ならではの起伏に富んだ地形を楽しく、快適に走ることができる、日本人の体にフィットした自転車の必要性を感じ、2014年春に同社初のロードバイクを発売したのが始まりです。
先日はSCHEIDEGGのMTBを紹介しましたが、今回はロードバイク4モデルを紹介します。
●SCHEIDEGG GT CARBON 4000
ロングライドを目的としたロードバイクとして、適度な剛性としなやかさを両立させた、乗り心地の良い軽量カーボンフレームを採用。メインコンポーネントはシマノ・デュラエース、ホイールは同じくシマノのC24-CL、カーボンレールのサドルやCNC削り出しの超軽量アルミシートポストなどを組み合わせ、完成車重量はMサイズで6.55kgを実現しています。ただ長距離を走るだけではなく、軽さや操作性の高さを活かして高いパフォーマンスを発揮できるトップグレードです。
フレーム:TORAYCA T-800
フォーク:TORAYCA T-800
メインコンポーネント:シマノ・デュラエース
サイズ:S(495)、M(520)、L(545)※数字はホリゾンタル換算トップチューブ長(mm)
重量:6.55kg(Mサイズ)
価格:500,000円(税別)
●SCHEIDEGG GT CARBON 3000
超軽量のカーボンフレームに、シマノ・アルテグラを組み合わせたセカンドグレード。フロント50×34T、リア11-34Tというワイドなギアで、ロングライドやヒルクライムを思う存分に楽しむことができます。
フレーム:TORAYCA T-800
フォーク:TORAYCA T-800
メインコンポーネント:シマノ・アルテグラ
サイズ:S(495)、M(520)、L(545)※数字はホリゾンタル換算トップチューブ長(mm)
重量:7.22kg(Mサイズ)
価格:298,000円(税別)
●SCHEIDEGG RD-H 2000
適度な剛性としなやかさという、SCHEIDEGGのロードバイクに求められる性能を、軽量な7005 T6アルミフレームで実現したモデル。メインコンポーネントは、シマノ・105を搭載しています。大きなXL(570)サイズも用意。
フレーム:7005 T6 アルミニウム合金
フォーク:カーボン
メインコンポーネント:シマノ・105
サイズ:S(495)、M(520)、L(545)、XL(570)※数字はホリゾンタル換算トップチューブ長(mm)
重量:8.31kg(Mサイズ)
価格:159,800円(税別)
●SCHEIDEGG RD-H 1000
軽量な7005 T6アルミフレームとシマノ・ティアグラを採用した、エントリーグレードです。コストパフォーマンスにすぐれ、初めてのロードバイクとしてもぴったりです。こちらも、大きなXL(570)サイズが用意されています。
フレーム:7005 T6 アルミニウム合金
フォーク:カーボン
メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ
サイズ:S(495)、M(520)、L(545)、XL(570)※数字はホリゾンタル換算トップチューブ長(mm)
重量:8.72kg(Mサイズ)
価格:129,800円(税別)
4モデルに共通する特徴としては、フレームサイズに応じてハンドル幅やステムの長さが変えられていること、そして、シンプルで飽きのこないデザインが挙げられるでしょう。
モンベル製品らしくすべてのモデルが同社の公式オンラインショップで購入可能ですが、全国35店舗以上のモンベルストアで取り扱いがあり、試乗車を用意している店舗もあります。初めての方はモンベルストアでの購入をおすすめします。
詳細は、SCHEIDEGGの公式サイトでどうぞ。
リンク: モンベル – アウトドア総合ブランド
リンク: SCHEIDEGG(シャイデック)|公式ブランドサイト
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。