折りたたみ自転車(フォールディングバイク)といえば小径ホイールが定番ですが、中には26インチなどふつうのサイズのホイールを採用したものもあります。ブリヂストンサイクルの「トランジットスポーツ G26」も、そんな折りたたみ自転車のひとつ。
やはり車輪が大きいほうが、走行性能は期待できますよね。
さて、このトランジットスポーツ G26、ちょっと懐かしい感じがする自転車です。それもそのはず、ルーツは1980年代にさかのぼります。
「グランテック」というシリーズ名で、24インチモデルや700Cモデルが展開されていました。その後、バリエーションの改変や、シリーズ名の変更(「トラベゾーン」という名前の時代もありました)を経て、現在は26インチのトランジットスポーツ G26が販売されているんです。
2014年にも記事にしたことがあるのですが(こちら)、今回、ブリヂストンサイクルのファンサイト「BRI-CHAN(ブリチャン)」にて、当時のカタログ画像を紹介しています。詳しくはリンク先でどうぞ。
一方で、ふつうの大きさの車輪を採用し、走行性能を追い求めたものもあります。今回紹介する、ブリヂストンサイクルが1980年代に発売した「グランテック」も、そんな「車輪が大きい折りたたみ自転車」のひとつです。
リンク: ブリヂストンサイクル名車紹介:機動力と走行性能を両立させたフルサイズフォールディングバイク「グランテック」 – BRI-CHAN
●BRI-CHANとは
日本を代表する自転車メーカー・ブリヂストンサイクルのファンサイトとして、2016年1月よりスタート。CyclingEXが編集部(チーフブロガー)として参加しています。
リンク: BRI-CHAN – bridgestone greenlabel fan channel「ブリチャン」
画像提供:ブリヂストンサイクル
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。