PINARELLO(ピナレロ)の2018年モデルとして、リアに電子制御サスペンションを搭載した「DOGMA K10-S」が発表されています。
石畳のレースなどに投入されてきた「DOGMA K8-S」の後継モデルです。その特徴は、なんといっても電子制御サスペンション搭載バージョンが用意されることでしょう。
「eDSS2.0」と呼ばれるこのシステムは、フレームに内装されるコントロールセンサーが自転車の挙動を把握し、路面状況に応じて自動的にサスペンションのロックおよびロック解除を行うというもの。
Garminサイクルコンピュータとそのアプリケーションを使用することにより、データ分析、設定、微調整も可能です。
なお、ピナレロジャパンはこのeDSS2.0を「アクティブサスペンション」と謳っていますが、サスペンションはエラストマーを基本構造としてあくまでも路面からの入力によって動き、アクチュエータはそのロック/ロック解除をコントロールしているようです。
価格は、eDSSサスペンション仕様のフレームセットが920,000円(税別)、電子制御ではないDSSサスペンション仕様のフレームセットが750,000円(税別)となっています。
情報源: [PINARELLO 2018] 世界初の電子制御アクティブサスペンション搭載「DOGMA K10-S DISK」登場 | RIOGRANDE
リンク: PINARELLO JAPAN | ピナレロジャパン オフィシャルサイト
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。