GT(ジーティー)のグラベルロード「GRADE ALLOY」は、強度と快適性を両立したアルミフレームのグラベルロードです。
カーボンモデルも含めたGRADEシリーズ全体を見ると、2018年モデルは、GRADE CARBON 105/GRADE CARBON TIAGRAが継続、アルミはこのGRADE ALLOY EXPERTと、継続モデルのGRADE ALLOY CLARISという展開。アルミのソラ完成車とティアグラ完成車はラインナップから消えました。
というわけで、このGRADE ALLOY EXPERT。
メインコンポーネントはシマノ・105で、2017年モデルの105完成車に小変更とカラーチェンジを施したモデルです。
クランクがFSA・Veroなのはコスト的に仕方がないところでしょうか。GRADE ALLOYの特徴である凝ったチェーンステー形状が、このカットから見て取れると思います。
リアディレイラーはシマノ・105のブラック仕様。フレームカラーがブラックで、パーツ類もブラックで統一されているので、締まった印象です。
フロントフォークはカーボン(アルミコラム)で、先端がオフセットされています。ブレーキは油圧のTRP・HY/RDです。なお、クラリス完成車はアルミフォークと機械式ディスクブレーキです。
タイヤはWTB・Exposureで、サイズは700×32Cです。
ロゴやグラフィックはシルバー。
おなじみのトリプルトライアングルフレームです。シートクランプにダボが備わっています。
小さいなサイズは小さな穴が埋まってしまうので「トリプルトライアングルではない」ということになっていますが、いちおうそれっぽくデザインはされています。
サイズは48(435)、51(495)、53(535)、55(550)、価格は148,000円(税別)です。
リンク: トップページ – GT公式サイト | ジーティー MTB
※本稿執筆段階で2018年モデルの掲載は不完全な状態です
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。