PINARELLO(ピナレロ)の2018年モデルから、GAN/GAN S/GAN RSシリーズを紹介します。
ミドルレンジのロードバイクで、DOGMA F8に似たシルエット、そしてアシンメトリックデザインなどの特徴も受け継ぎながら、アマチュアライダーが存分に楽しめるように開発されたもの。フレーム素材の違いによりGAN/GAN S/GAN RSと3つのグレードに分かれるほか、完成車の仕様やカラーも豊富に用意されています。
●GAN/GAN DISK
いわゆる「無印」のGAN。フレーム素材はシリーズ中ではグレードが下のT600カーボンを採用しています。
シマノ・105 Mix完成車が310,000円(税込)、カンパニョーロ・ケンタウル完成車が365,000円(税別)となっています。
こちらは105 Mix完成車で、カラーは「シルバーレッド」です。
塗り分けのパターンは、各カラーとも同様になります。
以上のモデルはキャリパーブレーキ仕様です。
ディスクブレーキ仕様はこちら。
同じくT600カーボンを用いたフレームの「GAN DISK」です。
2017年モデルのGAN DISKは機械式ディスクブレーキでしたが、2018年モデルでは油圧式ディスクブレーキになります。メインコンポーネントはシマノ・105、価格は398,000円(税別)です。
●GAN S
フレーム素材がGANより1ランク上のT700 12Kカーボンとなったモデルです。
シマノ・105完成車が375,000円(税別)、そしてシマノ・アルテグラ完成車が435,000円(税別)となっています。
●GAN RS
GANシリーズの最上位モデルとなる「GAN RS」。
フレーム素材にはT900 3Kカーボンを採用、グラフィックはGANやGAN Sとは異なり、DOGMA F10にも通ずるドットを配したパターンとなっています。
シマノ・アルテグラ完成車が498,000円(税別)、イタリアカラーのフレームセットが430,000円(税別)です。
●EZ-Fit仕様
GANとGAN Sに、女性向けのEZ-Fitモデルが用意されています。下記、縦長写真のいちばん下がGAN EZ-Fit、下から2台目がGAN S EZ-Fitです。
価格はGAN EZ-Fitが310,000円、GAN S EZ-Fitが375,000円となっています。
さて、ピナレロジャパン(カワシマサイクルサプライ)では、ピナレロの2018年度版カラーカタログのPDFをWebサイトにて先行公開しています。詳しいスペック等は、そちらをご参照ください。
ピナレロ 2018年度版 カラーカタログが完成いたしました。8月中旬頃には店頭にて配布予定ですが先行してPDFバージョンを公開させていただきます。
情報源: ピナレロ 2018年度版 カラーカタログのPDFを先行公開いたしました。 | RIOGRANDE
リンク: PINARELLO JAPAN
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。