ブリヂストンサイクルは、タイヤの空気圧が不足した状態でもパンクのリスクを低くするシティサイクル向けタイヤ「LONGREAD(ロングレッド)」を、2017年8月上旬より発売すると発表しています。
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同社の調査によると、都内在住の20代女性のうち約6割は、自分で自転車のタイヤに空気を入れたことがないとのこと。そもそもメンテナンスに対する関心が低く、空気圧低下による摩耗やひび割れ、パンクといったトラブルに見舞われる原因になっているようです。
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LONGREADでは、空気圧が下がった際タイヤに生じるひび割れ発生を抑制するために、柔軟でしなやかなコンパウンドを新たに採用しています。そしてタイヤ内面を滑らかにするチューブガード構造を採用し、内部でチューブと擦れることによる破損や劣化を防止。タイヤの適切な交換時期がわかるように、摩耗インジケーターも採用しています。
オープン価格で、2017年8月上旬発売予定。サイズラインナップは下記リンク先でごらんください。
ブリヂストンサイクル株式会社(社長:関口匡一)は、タイヤに空気を十分に入れない状況下で起こる“低空気圧走行”に強い仕様の一般自転車向けタイヤ「LONGREAD(ロングレッド)」を8月上旬より全国の販売店を通して新発売いたします。
しかし、LONGREADを使用しても、空気圧が低いと起きやすい「リム打ちパンク」を防ぐのは難しいでしょう。
やっぱり本命は↓これ?
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シティサイクルにおいては、同社が現在開発中である「エアフリーコンセプト」の実用化が待たれますね。
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(Gen SUGAI)