SPECIALIZED(スペシャライズド)が、シクロクロスレーサー「CruX」の2018年モデルを発表しています。同社のロードモデル「Tarmac」でも使われている開発手法「ライダーファースト・エンジニアード」により、どのフレームサイズでも同様のライド特性を実現しています。
●S-WORKS CRUX
新型CRUXのS-WORKSモデルです。S-Works FACT 11rカーボンフレームは、56cmサイズで900gという軽さを誇ります。アクスルはフロントが12×100mm、リアが12×142mmです。
メインコンポーネントはシマノ・デュラエース(9100)で、ブレーキは9170系の油圧ディスク、STIはST-R9120となっています。クランクはS-WORKSオリジナルのカーボンで、チェーンリングは46/36T。そしてホイールはチューブレスレディのRoval CLX 50 Discを標準装備します。
フレームセットも用意されています。
価格は、完成車が864,000円(税込)、フレームセットが388,800円(税込)です。
●CRUX ELITE X1
S-WORKSを名乗らない通常バージョンのCRUXですが、ライダーファースト・エンジニアードを用いたFACT 11r カーボンフレームに1×11のSRAM Rival 1を搭載し、魅力的な完成車になっています。
カラーは「グロスアシッドピンク/ターマックブラック/ホワイト」と「サテンキャストブルー/ロケットレッド/クールグレー」の2色。
価格は388,800円(税込)となっています。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。