GIANT(ジャイアント)から、早くも2018年モデルのロードバイクとして「CONTEND(コンテンド)」シリーズが発表されています。2017年6月下旬より順次発売予定です。
2017年モデルから登場したCONTENDシリーズは、上体が起きてリラックスした乗車姿勢を取ることができ、快適性と加速性能を両立させたオールラウンドなアルミロードバイクです。税別で10万円を切る価格設定で、はじめてのロードバイクにもぴったりの存在と言えます。
●CONTEND 2
CONTENDのベーシックモデルです。
メインコンポーネントはリア8速のシマノ・クラリスです。そのクラリスは今年モデルチェンジをしていまして、クランクが4本アームとなっているほか、STIレバー(シフトレバー/ブレーキレバー)の変速ワイヤーがすっきりとした取り回しになっています。
補助ブレーキレバーが装備されているので、ビギナーでも安心です。
フロントのチェーンリングは50/34T、リアのスプロケットは11-34Tとなっていて、変速段数こそ少ないものの、ワイドなギアを備えています。
価格、スペック概要は下記の通りです。
<CONTEND 2>
サイズ:430(XS)、465(S)、500(M)、535(ML)mm
フレーム:ALUXX-Grade Aluminum OLD130mm
フォーク:Advanced-Grade Composite、Aluminum OverDrive Column
コンポーネント:シマノ・クラリス
ブレーキ:シマノ・クラリス+テクトロ・R312 with TEKTROサブレバー
クランクセット:FSA・TEMPO 34/50T 165mm(XS)、170mm(S)、172.5mm(M、ML)
スプロケット:11-34T(8S)
タイヤ:ジャイアント・S-R4、700x25C
重量:9.9kg(465mm)
カラー:ブルー、ブラック、ホワイト
価格:80,000円(税別)
●CONTEND 1
CONTENDの上位モデルです。
CONTEND 2との大きな違いとして、メインコンポーネントにシマノ・ソラを採用し、変速段数が前2段×後9段の18段変速となることと、サブブレーキレバーが付いていないことが挙げられます。
価格、スペック概要は下記の通りです。
<CONTEND 1>
サイズ:430(XS)、465(S)、500(M)、535(ML)mm
フレーム:ALUXX-Grade Aluminum OLD130mm
フォーク:Advanced-Grade Composite、Aluminum OverDrive Column
コンポーネント:シマノ・ソラ
ブレーキ:シマノ・クラリス+テクトロ・R312
クランクセット:シマノ・ソラ 34/50T 165mm(XS)、170mm(S、M、ML)
スプロケット:11-32T(9S)
タイヤ:ジャイアント・S-R4、700x25C
重量:9.4kg(465mm)
カラー:グリーン、ブラック
価格:95,000円(税別)
自転車通勤やフィットネスライド、ロングライドにヒルクライムと、これからいろいろチャレンジしロードバイクにハマっていくであろう人にちょうどよい、オールラウンドな性格のCONTEND 1とCONTEND 2。思いっきりライドを楽しみ、たくさんの経験を積んでいく上での良き相棒となることでしょう。
リンク: Giant Bicycle
関連記事: 2017-2018年版ビギナーにおすすめのロードバイク:これから始める人のためのガイダンス&バイヤーズガイド – CyclingEX
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。