毎週金曜日は、ブリヂストンサイクルのファンサイト「BRI-CHAN(ブリチャン)」を更新しています。今週はシティサイクルのカスタムネタです。
カスタムしたのは、ブリヂストンの「TOTEBOX large」というモデル。丈夫なキャリアと大きなコンテナ風バスケットが特徴の、荷物がたくさん運べるシティサイクルです。
リンク: LARGE|TOTEBOX|BRIDGESTONE GREEN LABEL
バスケットはこんな感じです。買い物の荷物、仕事鞄、遊び道具——ドンと来い。純正オプションでクーラーバッグやペットバッグまであります。
低重心かつロングホイールベースで、思いの外よく走りますし、ハンドルロック&オートロックスタンドといった安全装備に加え、荷物をたくさん積んだ際の「押し歩きのしやすさ」まで考えられています。
しかし、個人的にはどうしても気になることがありました。
このTOTEBOX large、「large」というからには「small」もあって、もちろんlargeのほうが大きいのですが。
largeをもってしても、大柄な人にはサドル高が足りない!
サドル地上高は790〜950mmなのですが、これだと身長が175cmを超えるような人は、膝が窮屈に感じるはずです。のんびり走っているときはそれでも構いませんが、もう少し巡航速度を上げたいなぁ……というときには少し困ってしまいます。膝に負担もかかりますし。
「largeというよりmediumでは……」と思いつつも、まぁlargeのもうひとつ上なので「extra large」と言えばよいのでしょうか、とにかくサドルをもう少し高くできるようにしたかったのです。
というわけで、できあがったのがこちら。今回は「提案」ということで、チャイルドシートも装着してみました。
パーツ交換により、サドルも純正より高くなりました。
詳細はBRI-CHANの記事をごらんいただくとして、乗ってみて驚いたのは、チャイルドシートの分だけ確実に重たくなっているのに、サドル高が適正になったことでペダリングがしやすくて、走りがスムーズかつ快適になったことです。5km以内の移動が主な用途であったとしても、これは効果絶大です。
シティサイクルでもやはり、サドル高を適正にすることは重要だと再認識しました。
カスタム内容の詳細は、BRI-CHANにて。
丈夫なキャリアと大きなバスケットを標準装備して、カーゴバイクっぽい雰囲気もあるブリヂストンのシティサイクル「TOTEBOX」。もし自分がシティサイクルを手に入れて毎日使うなら、こんなのがいいなぁ〜とは思っていたのですが、ひとつだけ難点がありました。「small」と「large」があるTOTEBOXですが、身長が180cmを超えると、largeをもってしても、少し小さいのです。
関連記事: TOTEBOX largeをカスタムして「TOTEBOX extra large」を作ってみた – BRI-CHAN
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。