先日の記事でも少し触れましたが、ゴールデンウィークはSPECIALIZED(スペシャライズド)の「SEQUOIA ELITE」をお借りして里山をグルグルと周っていました。
クロモリフレームにドロップハンドル、そして太いタイヤに油圧ディスクブレーキという組み合わせは、荒れた舗装とアップダウン、そしてときにはダートも通るような里山サイクリングにもぴったり。
のんびりとしたペースでも、十分に楽しめます。
砂利道では安定感があって、コントロールもしやすいです。
ふつうのロードバイクよりは重たいですが、ちゃんと進んでくれるバイクなので、川沿いのサイクリングロードをそれなりのペースでクルージングするもよし。スピードが出れば楽しくて爽快なんだけど、ゆっくりでも楽しい——というレンジの広さは魅力的です。こんなバイクで里山におじゃまする週末も、悪くないでしょう。
最初は見た目やスペックから走りがイマイチ想像できず、持ってみても軽くはないので「どうなんだろう」と思いましたが、いろいろ可能性を感じる1台です。借りておいてなんですが、似たようなコンセプトで作られた他メーカーのバイクも、いろいろ試してみたいところ。
価格は230,000円(税別)。残念ながら2017年モデルはすでに在庫が極めて少なくなっているようです。
製品情報は下記リンクからどうぞ。
SEQUOIA ELITE CALWHTSG/GRPH 50(50 カリフォルニアホワイトセージ/グラファイト): BIKE|スポーツバイク用品の通販サイト|スペシャライズド・ジャパン
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(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。