高台からの眺め。里山が夕陽に照らされて輝いています。
ここはいちおう東京市部ですが、iPhoneで写真を撮りながら、心の中で「どんだけ田舎なんだ……」とつぶやいてしまいました(いちおう地元なので自虐です)。
こちらは横浜内陸の里山(関連記事)。
そこには豊かな自然が残されていますが、それは「手付かずの自然」ではありません。里山には人の手が入っています。人が暮らしているからこそ維持できる、景観と生態系があります。
SPECIALIZED(スペシャライズド)から「SEQUOIA ELITE」をお借りしたので、ここ数日はそんな里山をかみしめながら走っていました。
古くから誰かが暮らして、手間をかけて維持してきたのが里山です。
※上の写真は「妙福寺鐘楼門」(関連記事)
そして里山は、常に変化と隣り合わせ。もちろん、暮らし方が変わっているのだから当然のことですが。
里地里山とは、原生的な自然と都市との中間に位置し、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原などで構成される地域です。農林業などに伴うさまざま人間の働きかけを通じて環境が形成・維持されてきました。
情報源: 環境省 自然環境局 里地里山の保全・活用
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。