長野県大町市、仁科三湖のひとつ木崎湖。その西岸にある小熊山のパラグライダー場からは、木崎湖の全景を見渡すことができます。
眼下に広がる湖と山々、そして広大な空。絶景を楽しめるスポットとして自転車マンガなどでもよく取り上げられている、人気の高い場所です。
ただし写真を見てわかるように、ここまでたどり着くには500m以上の標高差がある坂道を上り続ける必要があります。10%以上の斜度が延々と続く非常に厳しいルート(最初に上ったときは、何度も両足を攣ってヒドイ目に遭いました……)ですが、ここからの景観はそんな苦労も瞬時に吹き飛ばしてくれます。
松本駅から木崎湖までは、往復でおよそ120km前後。新幹線や中央線の特急を使えば関東から日帰りもできますが、この日は白馬の先まで足を伸ばし、栂池高原の白馬コルチナスキー場にある「ホテルグリーンプラザ白馬」に宿泊しました。
実は「栂池高原」の名前が示すとおり、白馬の町からこのホテルまでは200m以上の標高差があります。小熊山登坂で売り切れた脚を引き摺りながらの道中は、小熊山に負けず劣らず厳しいものでした……。
撮影日:2016年9月17日
撮影場所:長野県大町市/長野県北安曇郡小谷村