株式会社ブリヂストンとブリヂストンサイクル株式会社は、タイヤの空気充填を不要とする技術「エアフリーコンセプト」実用化取り組みの一環として、自転車向け 次世代タイヤを開発、2019年の実用化を目指すと発表しています。
タイヤ側面の特殊形状スポークにより荷重を支え、タイヤへの空気充填を不要とするのが「エアフリーコンセプト」。リサイクル可能な樹脂やゴムを使用し、効率的な資源の活用も目指しています。
今回、ブリヂストンとブリヂストンサイクルが発表したのは、このエアフリーコンセプトを用いて開発した、空気を入れる煩わしさがなく、パンクの心配がいらない自転車用タイヤ。樹脂製スポークという特徴を活かし、大胆なデザインも可能にしています。
今後、2017年4月30日(日)に福岡県久留米市、6月4日(日)に横浜市で開催する「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」などの場でで、「エアフリーコンセプト」を用いたタイヤを装着した自転車の試乗会を行っていく予定とのこと。そこでの意見なども取り入れながら、実用化を目指すことになります。
情報源: 「エアフリーコンセプト」を用いた新しいデザインの自転車用次世代タイヤを開発|ニュースリリース 2017 |ブリヂストンサイクル株式会社
情報源: 「エアフリーコンセプト」を用いた新しいデザインの自転車用次世代タイヤを開発 | ニュースリリース | 株式会社ブリヂストン
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。