SPECIALIZED(スペシャライズド)が、ロードバイク用カーボンホイール「ROVAL CLX50」を発表しました。リムハイトは50mmで、リム幅を広くし、クリンチャー・リムブレーキ仕様で重量1,375gという軽さを実現しています。
風が強い日には、リムハイトの高いホイールを使うことを避けがちです。なぜなら、横風の影響を受けてしまうから。しかし、自社風洞実験施設「ウィントンネル」を持つスペシャライズドは、風の圧力がかかる場所を調整し、横風のときでもホイールのコントロール性を損なわないディープリムホイールを作り出しています。
今回登場した「ROVAL CLX 50」は、リムハイト50mm、内幅20.7mm/外幅29.4mm(クリンチャーの場合)のリムと、セラミックスピード社製ベアリングを採用したエアロフランジハブ、前16本/後21本のDTスイス・エアロライトスポークで組み上げたホイール。「CLX 32」の軽さと「CLX 64」のエアロ性能を兼ね備えた『夢のホイールである』と、スペシャライズドは称しています。
クリンチャーのリムブレーキ仕様、クリンチャーのディスクブレーキ仕様、チューブラーのリムブレーキ仕様をラインナップ。価格は下記の通りです。
CLX 50 FRONT 118,800円(税込)
CLX 50 REAR 178,200円(税込)
CLX 50 DISC FRONT 129,600円(税込)
CLX 50 DISC REAR 189,000円(税込)
CLX 50 TU FRONT 113,400円(税込)
CLX 50 TU REAR 172,800円(税込)
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リンク: Specialized Bicycle Components
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。