自転車保険大手のau損保が、「ヘルメット着用中補償」(ヘルメット着用中死亡特別保険金補償)付きの自転車保険を2017年1月17日(火)より販売開始。ヘルメット着用中の死亡事故に対して死亡保険金とは別に特別保険金100万円を支払う。
au損保はこれまで、全国の各自治体と自転車の安全利用に関する協定を締結し、自転車を安全・安心に利用できるような環境整備に取り組んできた。本商品も、東京都と2016年7月に締結した協定に基づく取組みの一環として開発したもの。
2017年2月1日に「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が改正され、自転車小売業者による購入者へのルール・マナー等の啓発が義務化される。これに合わせ、au損保は、東京都および東京都自転車商防犯協力会と、「自転車安全利用啓発の促進に関する協定」を締結した。
改正後は、協力会は東京都内の全自転車販売店へ、自転車購入者に対してルール・マナーの啓発を行うよう指導。au損保はこの時販売店から購入者へ交付される「自転車ルール・マナー確認書」の作成・提供を行う。小池都知事からは、「このチェックシートが各店舗で活用され、自転車を購入した時、都民の皆様お一人お一人にルールを改めて確認していただくことで、自転車がより安全に利用される『新しい東京』の実現につながる」と期待が述べられた。