COLNAGO(コルナゴ)の2017年モデルに用意されるシクロクロスバイクは「PRESTIGE 105」と「A1-r CX 105」の2種類で、完成車のみとなっています。

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まずはPRESTIGE 105から。

●PRESTIGE 105

2016年1月に開催されたシクロクロス世界選手権で、エリートクラスを21歳という若さで制したベルギー人のワウト・ファン・アールト(Wout Van Aert)。彼が開発に携わったというシクロクロスレーサーです。

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カーボンフレームで、軽さとレスポンスの良さを実現しているとのこと。メインコンポーネントはシマノ・105で、クランクはFC-RS500-L(46×36T)。

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エンデュランス系ロードバイク「CX-ZERO」に通ずるチェーンステー形状です。

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フラットマウントのディズクブレーキを採用します。

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前後ともスルーアクスルです。

サイズは460S、490S、520S、550S、580S、カラーはEMIT(イタリー)とEMWC(ワールドチャンピオン)の2種類。価格は360,000円(税込)です。

●A1-r CX 105

続いて、A1-r CX 105。こちらはネーミングの通り、アルミロードバイク「A1-r」のシクロクロスバージョンで、105完成車のみが用意されています。

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確かに、A1-rと同様のフレーム形状をしています。

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この辺りの造形が特徴的です。

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トップチューブの上にワイヤーが通っています。

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もちろん前後ディスクブレーキですが、台座はポストマウント。また、スルーアクするではなく前後ともにQR仕様です。

サイズは460S、490S、520S、550S、580S、カラーはAXBB(ブラックオンブルー)とAXBK(ブラックオンホワイト)の2種類を用意。

価格は195,000円です。

リンク: コルナゴ – COLNAGO

(Gen SUGAI)



須貝 弦

須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。