SCHWINN(シュウィン)を代表するクルーザー「STING-RAY(スティングレイ)」が、2017年モデルで久々に復刻します。
1960〜70年代にアメリカで少年たちに人気だった、シュウィン・スティングレイ。過去に何度か復刻したり、同名の別モデルが出たりしましたが、ここ数年日本では販売されていませんでした。小さな車体にスプリンガーフォークやバナナシート、メッキフェンダー等を採用し、当時の雰囲気を現代に伝えています。
ただし、スタイルはかつてのバリエーションモデル「KRATE」を再現しているように見えますが、今回のモデル名は単なる「STING-RAY」。過去の復刻モデルには「APPLE KRATE」等の名称が付いていました。
カラーは、レッドとイエローの2種類。
前輪は16×1.75インチ、後輪は20×2.125インチのスリックタイヤを履いています。
溝が入ったフロントタイヤ。
スリックで角が立った形状のリアタイヤ。
フレーム素材はスチールです。
スプリンガーフォークが目立ちます。
スティングレイには欠かせない、バナナシート。
もちろん「昔のまま」とはいきません。
オリジナルのスティングレイシリーズはチューブの接合部が滑らかに仕上げられていましたが(参考)、今回の復刻モデルは溶接痕が目立ちます。
ブレーキは、フロントがドラム式、リアがコースター式です。
価格は48,000円(税別)となっています。オリジナルをebay等で入手しようとするとかなりの値段になってしまいますが、復刻モデルなら毎日の足として気軽に乗りまわすことができますね。
リンク:SCHWINN(株式会社マルイ)
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。