近年、新家工業がARAYA(アラヤ)ブランドの自転車に再び注力していく中で、2010年モデルトステ登場したのが「RAN SWALLOW Randonneur(スワローランドナー)」でした(Webサイトでは結構長いこと予告されていたような記憶があります)。
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かつてランドナーといえば、ホイールサイズは650Aか650Bが主流でした。650Aはシティサイクルでおなじみの26インチ×1 3/8サイズタイヤを使いますので、日本においては銘柄にこだわらなければ旅先での入手性に問題はありません。ARAYAのラインナップにも、26インチ×1 3/8タイヤのツーリング車があります。しかし、650Bはかなり入手性に難がある時代がありました。そのため、マスプロメーカーのランドナーは26インチHEを採用することが多かったのです。SWALLOW Randonneurも、当初は26インチHEで復活したのです。
650Bのツーリング車用のタイヤは今でもそれほ選択肢があるわけではありませんが、MTBの世界で650B/27.5インチが流行したおかげで、それまで日陰にいたこのサイズが再び注目されていることは間違いありません。そこで、SWALLOW Randonneurの2017年モデルは、フレームを設計し直して650Bのランドナーに生まれ変われました。
アラヤのリムに、パナレーサーの650Bタイヤという組み合わせ。標準装備されるタイヤのサイズは650×38Bで、42Bタイヤの装着も可能とのこと。MTB用の太いタイヤは入りませんが、650B/27.5インチのツーリング用、アーバンライド用のタイヤも徐々に出てきていますから、以前ほどは困らないでしょう。
日東のキャリアや本所の泥除けが、オプションパーツとして用意されています。
サイズは510mm、550mmの2種類で、価格は198,000円(税別)です。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。