先日行われたPINARELLO(ピナレロ)の2017年モデルから、エンデュランス系のニューモデル「DOGMA K8」シリーズを紹介します。
従来、石畳のレースなどを走るために最適化されたリアサス付きのロードバイクとして「DOGMA K8-S」がラインナップされていましたが、今回登場したのは「K8」。つまりリアサスペンションを排したモデルです。
パッと見た感じは、DOGMA F8によく似ています。
F8と大きく異なるのは、チェーンステーの形状。K8では扁平形状の「FLEXSTAYS(フレックスステー)」が採用されています。
こちらは、F8のチェーンステー。
この新しいDOGMA K8は、F8と双璧をなすフラッグシップとして位置付けられています。
価格は615,000円(フレームセット、税別)です。
そして、K8が登場した2017年モデルにおいても、リアサスペンションを搭載した「K8-S」が引き続きラインナップに名を連ねています。ディスクブレーキ仕様のフレームも登場しました。
こちらはDOGMA K8-S。
そしてこちらがディスクブレーキ仕様のDOGMA K8-S DISKです。
DOGMA K8-Sのリアサスペンション。
こちらはDOGMA K8-S DISK。
DOGMA K8-Sのフロントフォーク先端。
一方、DOGMA K8-S DISKは当然ディスクブレーキのマウントが備わっています。フラットマウントです。ちなみに12×100mmスルーアクスル。
DOGMA K8-S DISKの、リアのフラットマウントです。リアは12×142mmスルーアクスル。
DOGMA K8-Sの価格は、790,000円(フレームセット、税別)。
DOGMA K8-S DISKの価格も同じく、790,000円(フレームセット、税別)です。
リンク: PINARELLO JAPAN | ピナレロジャパン オフィシャルサイト
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。