最近CyclingEXでは2017年モデルの情報ばかりアップしていて、しかもVENGE ViASだのDOGMA K8だのと高級なロードバイクが出てくることが多いのですが、記事を書いている当人が乗っているロードバイクは何かと言うと、約10年前(2006年モデル)のCOLNAGO E1だったりします。
このCOLNAGO E1、購入当初からずっとカンパニョーロのペダルを付けて乗っていたのですが、先日ついにシマノのペダルに交換しました。
しかも、SPD-SLではなく、片面SPDの「PD-A520」に……。
こちらは、それまで使用してきたカンパニョーロのペダルです。
昨年の9月、SIDIのロードシューズが壊れてしまいました。これを機にロードシューズを買い換えて、ペダルも新しいものにしようと考えていたのですが、気がつくとMTBとクロスバイクばかり乗っていて、10ヶ月ほど過ぎてしまいました。
その間、実はE1を手放そうと考えたこともあるのですが、7月に入って、ある日の夜に突然「やっぱりE1乗りたい!明日乗りたい!」と思い立ちました。しかし、そもそもシューズがありません。いや、もうMTBシューズ(XC用)でいいだろう……ということで、閉店間際のサイクルショップへ。
ちょうど、まぁまぁ長いことショップのショーケースに鎮座していたと思しきPD-A520さんがいらっしゃったというわけです。PD-A520とは、片面だけのSPDペダルです。裏側はフラットペダルになっているわけではありません。ロードバイクでツーリングするときなどに、歩きやすいSPDシューズが使えるというメリットがあります。
カンパニョーロ・ケンタウルのアルミクランクに、シマノ・PD-A520の組み合わせ。知り合いからは「せめてPD-A600(アルテグラグレードの片面SPD)にすればいいのに!」などと言われましたが。
ロードバイクでもMTBでもクロスバイクでも、ふだんのライドではあまりやることは変わらなくて、40kmくらいのコースで、里山や神社、お寺、ベーカリーやコーヒーショップなどといったおきまりの場所をめぐるわけですが。
お店に入ったり、お寺の前にある滑り止め(というにはやけに滑る)ガタガタ舗装の上を歩いたりするのに、SPDシューズはとても都合が良いのは言うまでもありません。SPDシューズ自体はMTBに乗るときと同じものを履いているので当然ですが、ロードバイクを降りた後の振る舞いが、MTBでポタリングしているときと同じようにできるのはやはり便利です。
なんだかもう、しばらくコレで良いような気がしてきました。
リンク: PD-A520 | ロード | サイクリング ペダル | シマノ ライフスタイルギア -SHIMANO LIFESTYLE GEAR-
シマノ・PD-A520、価格は6,197円(税込)です。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。