ブリヂストンサイクルと、NTTドコモ傘下のドコモ・バイクシェアは、サイクルシェアリング事業において共同開発を行うと発表しています。

こうした状況をふまえ今回、ブリヂストンサイクルがこれまで培ってきて保有している自転車等の開発技術と、ドコモ・バイクシェアが保有するコミュニティサイクル等のサイクルシェアリング事業のノウハウを融合させ、ブリヂストンサイクルは自転車(電動アシスト車含む)および自転車関連商品の開発を行い、ドコモ・バイクシェアはサイクルシェアリング事業におけるシステムで使用するために必要となる機能の開発を行います。

情報源: ブリヂストンサイクルとドコモ・バイクシェアによる共同開発実施について|ニュースリリース 2016 |ブリヂストンサイクル株式会社

ニュースリリースの中で、共同開発の例として挙げられているのは下記の3つ。

(1)電動アシスト自転車
ブリヂストンサイクルが既に展開している電動アシスト技術「DUAL DRIVE」を活用した車両開発とドコモ・バイクシェアが開発する管理システムとの融合

(2)折り畳み自転車
ブリヂストンサイクルが独自開発した新しいタイプの折畳み自転車をベースとした車両と、 ドコモ・バイクシェアが開発する管理システムとの融合

(3)自転車付属品・関連用品
IoTを活用したガジェット(用具)や、乗車時に必要な安心・安全を提供する関連商品

現在、ドコモ・バイクシェアにおいて主力車種として用いられているのは、20インチの電動アシスト自転車。

160729_IMG_8167

幼児2人同乗可能な電動アシスト自転車をベースとしています。残念ながら軽快な走りを実現しているとは言えず、「重たい車体を走らせるための電動アシストユニット」になってしまっているので、より魅力的な、使いやすい電動アシスト自転車が投入されることを望みたいところ。

そして注目は、なんといっても折り畳み自転車。

bsc_docomo

フォールディング時の形状が、かつての「トランジットコンパクト」を彷彿とさせますね。どのような自転車が出てくるのか楽しみです。

また、サイクルシェアの仕組み自体が、より使いやすいものになると良いですね。

株式会社ドコモ・バイクシェアは、コミュニティサイクルサービスを通じて、環境保全や地域活性化に寄与しています。

情報源: トップページ | 株式会社ドコモ・バイクシェア

(Gen SUGAI)