スポーツサイクルのパンク修理は、パッチを使うのではなくチューブを交換するのが基本と言われます。実際、チューブドタイヤを使用している人のサドルバッグには、予備のチューブが入っていることでしょう。
しかし、出先でパンクして予備のチューブを使ったあと、まさかの「2度目のパンク」に見舞われたときのことを考えて、パッチを持っておくにこしたことはありません。
——などと書いている自分のサドルバッグにパッチが入っていなかったので、自転車屋さんで買ってきました。TOPEAK(トピーク)の「フライペーパー グルーレス パッチ キット」。
中には、パンク箇所をふさぐパッチが6枚。糊を使うタイプと違って、すぐに貼り付きます。
そして紙やすり。
紙に使い方が印刷されているので、初めての人でも安心(ホイールの脱着とタイヤ&チューブの脱着は練習しておきましょう)。
このフライペーパー グルーレス パッチ キットはオープンプライスですが、だいたい300円台で購入できるのではないかと思います。
TOPEAKには、アルミ合金ケースに入った「レスキュー ボックス」もあります。こちらは550円(税別)です。
使う場面は無いにこしたことがないのですが、いざというときのために。
自転車屋さんに行けば、トピークなりパナレーサーなりパークツールなり、どこかしらのメーカーのパッチが売られているはずです。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。