GIANT(ジャイアント)の「NEOS SYNC」は、スマートフォンのアプリと連携するサイクルコンピューター。昨年発表されてその発売が待たれていましたが、先月下旬よりデリバリーが開始されています。
情報源: 次世代サイコン「NEOS SYNC」デリバリーを開始 – INFORMATION
まずはスマートフォンアプリの「RideSync APP」から紹介しましょう。
スマートフォンのGPSを利用して、速度、距離、時間、海抜、走行ルートの軌跡などを表示・記録することが可能なアプリです。Bluetooth SMART対応のセンサーを組み合わせれば、ケイデンスや心拍を計測することもできます。
これをそのままスマートフォンで使っても構わないのですが、ロードバイクのハンドルにスマートフォンをマウントするのも少々邪魔ですし、バッテリーを消費します。それに、落車などで買ったばかりで残債たっぷりのスマートフォンが割れたりしたら、悲しいですよね。
そこで、スマートフォンはバックポケットにでもしまっておいて、「RideSync APP」のモニターとして「NEOS SYNC」を使いましょう!——というのがGIANTの提案です。
最大5項目を表示できる2.0インチディスプレイを搭載、オートバックライトも備わっているので、夜間やトンネルの多いルートでも活用できます。
ライド後はスマートフォンの「RideSync APP」から、STRAVAなどのWebサイトにログをアップロードすることが可能です。
なお、サイクルコンピューターの「NEOS SYNC」はANT+にも対応しており、センサーがあれば、ANT+接続のワイヤレスサイクルコンピューターとして利用可能です。その場合でも、走行後にログをスマートフォン経由でWebサイトにアップロードすることが可能です(当然位置情報は含まず)。
そのあたりをわかりやすくまとめたのが、下記の図です。
「NEOS SYNC」の価格は、13,000円(税別)となっています。
製品情報は下記からどうぞ。iOS版・Android版「RideSync APP」へのリンクもあります。
情報源: 2016 Giant Bicycle [ NEOS SYNC ]
また、サイクルコンピューター本体にログの蓄積機能を持たないものとして「CONTINUUM SYNC」という製品もあります。
こちらは税別6,000円です。
情報源: 2016 Giant Bicycle [ CONTINUUM SYNC ]
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。