大阪の自転車メーカー「ビーズ」が「ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER)」ブランドで発売していた折りたたみMTBのユーザーが、走行中のフレーム破損によって転倒・大怪我を負い裁判になっていた件、先日大阪地裁にて和解していたと、毎日新聞のWebサイトが伝えていました。
乗っていた自転車のフレームが折れて大けがをしたとして、堺市に住む男性(28)が自転車メーカー「ビーズ」(東大阪市)に約1100万円の損害賠償を求めた訴訟が、大阪地裁(井上直哉裁判長)で和解した。14日付。ビーズ社が自転車の欠陥で事故が起きたことを男性に謝罪し、和解金750万円を支払う内容とみられる。
情報源: 欠陥自転車:損賠訴訟、大阪地裁で和解 – 毎日新聞
問題となった自転車は、折りたたみMTB「DOPPELGANGER 703」。
情報源: DOPPELGANGER BICYCLE
毎日新聞の記事によれば、ビーズ社が事故は製品起因であることを認めて謝罪、和解金を支払う内容のようです。ビーズ社のWebサイトを見たところ、本件についての新しいメッセージはありませんでした。
昨年の記事は下記リンク先です(ソースのニュース記事は削除されています。Web魚拓はこちら)。
関連記事: 今こそおさらいしておきたい、自転車と製造物責任法 – CyclingEX
昨年発表されたビーズ社の見解は下記リンク先です。
リンク: 当社製品に関する一部報道について | ビーズ株式会社 | be-s.co.jp
ヤフオクでは同製品が出品禁止となっており、現在も解除されていません。
リンク: 「ドッペルギャンガー 703」の出品について -お知らせ – ヤフオク!
なお、当該製品はすでに販売中止となっています。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。