JR四国は、松山〜宇和島間で運行している特急「宇和海」に、自転車をそのまま持ち込める「サイクルルーム」を設置し、2016年3月26日(土)より通年利用可能とすることを発表しています。
特急「宇和海」に設置されるサイクルルーム。
サイクルルームにロードバイクを置いたイメージ。
特急「宇和海」のほとんどの列車でサイクルルームを利用することができますが、1列車につき2台まで、そして条項可能駅は松山と宇和島のみという制限があります。乗車と自転車の持ち込みには専用の「サイクル宇和海」特急券が必要です(料金は通常の指定席料金と同じ)。愛媛県内のJR四国のみどりの窓口で発売されます。
また、縦置きのラックなので後輪にフェンダーが付いていると利用できません。ハンドル幅も50cm以内とされています。
「サイクル宇和海」特急券を購入して自転車を持ち込む場合は、もちろん駅構内をそのまま押し歩くことが可能です。松山駅・宇和島駅ともにホームは地平にあるので、持ち込みはしやすそうですね。
情報源: 特急「宇和海」におけるサイクリスト向けの新しいサービスの実施について | JR四国(PDF)
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。