オートバイの世界にカフェレーサーという言葉がありますが、今筆者が個人的に欲しいな〜と思っているのが、自転車のカフェレーサー。
近所(と呼べる範囲の中ではいちばん遠いエリア)にあるカフェまでコーヒーを飲みに行くための自転車です。すでにオートバイのカフェレーサーとは違う定義になっていますが(笑)
もちろん、いつものように妄想しているだけなんですけど。
オートバイの世界では、数年前にBike EXIFが「HOW TO BUILD A CAFE RACER」という記事をアップして話題になりました。
情報源: How To Build A Cafe Racer | Bike EXIF
この記事に書かれていることをロードバイクにあてはめると、ホリゾンタルのスチールフレームがぴったりではないかと思います。
カフェレーサーとして乗りたいロードバイク……想像してまっさきに浮かんでくるのは、COLNAGOの「MASTER X-LIGHT」です。
リンク: MASTER X-LIGHT | PRODUCTS | COLNAGO
しかし、いくらなんでも、もったいない感じがします。
そこで次に思い浮かぶのが、ブリヂストン・アンカー(ANCHOR)のネオコット・クロモリフレームです。
こちらは上位グレードの「RNC7 EQUIPE」(税別完成車価格250,000円)。
そしてこちらが、工作を簡略化した下位グレードの「RNC3 EQUIPE」(税別完成車価格195,000円)。
かつてのロードレーサーの雰囲気を今に伝えるフレームです。
アンカーのネオコットをそのまま乗るのも良いのですが、ちょっと気になっているのが、ブリヂストンサイクルが新たにオープンさせたショップ「RATIO &C(レシオ・アンドシー)」で販売されているもの。
「BRIDGESTONE NEOCOT」というモデル名で、シティバイクとして販売されているのです。上の写真は、RNC7ベースの「N7」。
こちらはRNC3ベースの「N3」。
その魅力のひとつは、アンカーには無いカラーがオーダーできること。
アンカーの完成車には設定が無いブルホーンバーやライザーバー等、そしてフロントシングルも選択できます。
ドロップハンドルとクラシカルなクランク、レザーパーツの組み合わせも良いですね。
こんなロードバイクでいつもの周回コースをサラッと流して、ベーカリー併設のカフェで一息つきたい……などと妄想する日々です。
もうオッサンなので、公道で競争したりなんてことは、ありませんが。
関連記事: ブリヂストンサイクルが“自転車のある暮らし”を提案するカフェ併設のコミュニティスペース「RATIO &C」 – BRI-CHAN
関連記事: ブリヂストンサイクルのコンセプトストア「レシオ・アンドシー」2015年11月26日オープン – CyclingEX
関連記事: ANCHOR 2016年モデル:メイド・イン・ジャパン、メイド・イン・上尾。ネオコットクロモリフレームのRNC7/RNC3/XNC7 – CyclingEX
リンク: RATIO &C 〈レシオ・アンドシー〉
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。