デジタル家電を手がけるCerevoが、3Dプリント技術を活用したロードバイクフレーム「ORBITREC」を開発しました。フレームにはセンサーを搭載し、そこから得た情報をインターネット経由でクラウドにアップ、さまざまなことに利用できるようになるとのこと。そんな「ORBITREC」についてCerevoさんにお話を伺い、最先端のギアを紹介するWebメディア「geared」に寄稿しました。
ネット接続型家電の企画・開発を手掛けている Cerevo が先日発表した XON ORBITREC(エクスオン・オービトレック)は、3Dプリント技術を用いて製作され、しかもインターネットにつながる「IoTロードバイク」です。
リンク: 3Dプリント技術で生まれたIoTロードバイク ORBITRECって、いったいナニモノ!? – geared【ギアード】
ORBITRECには、ふたつの大きなポイントがあります。
ひとつめは、カーボンチューブを接続するラグやヘッドチューブ等を、チタンの3Dプリントで製作していること。
フルオーダーのフレームであっても、パラメーターの変更でカスタムジオメトリー用のラグの設計が可能。それを3Dプリントで作ることで、少ない手間ながら高い精度を実現しています。
そしてもうひとつが、9軸センサーを搭載しており、インターネットに接続してデータをやり取りできる「Iotロードバイク」であるということ。
位置情報のほか、ロードバイクの姿勢や加速度などを得ることができ、センサーで得たデータは、Wi-Fi経由でインターネット上のクラウドにアップされます。
センサーから得た情報をもとに、さまざまなことが見えてきます。それは、ライダーの状況、ライディングスタイル、そして路面状況だったり、いろいろです。そんな「IoTロードバイク」が人々にもたらすメリットとは何でしょうか。
というわけで、ふたつのポイントをあえて切り離して記事にしてみました。詳しくはぜひ、gearedの記事をご覧ください。
リンク: 3Dプリント技術で生まれたIoTロードバイク ORBITRECって、いったいナニモノ!? – geared【ギアード】
リンク: geared【ギアード】 – アウトドア、自転車、ランニング、ガジェットの情報
リンク: 3Dプリント技術を用いたIoTロードバイク「ORBITREC」、 既存の自転車をIoT化する計測・通信装置「RIDE-1」を発表 | Cerevoからのお知らせ
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(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。