SPECIALIZED(スペシャライズド)の大光量ヘッドライト「FLUX ELITE HEADLIGHT」と、同じシリーズのテールライト「FLUX EXPERT TAIL LIGHT」を借りる機会がありました。
こちらが、「FLUX ELITE HEADLIGHT」。
最大400ルーメンという、かなり明るいUSB充電式のヘッドライトです。当然本体はそれなりの大きさになりますが、金属製のブラケットはかなりしっかりした印象。ライトはワンタッチで脱着可能です。
こちらは「FLUX EXPERT TAIL LIGHT」。連続点灯時は25ルーメンというスペックです。
実はこのヘッドライトとテールライト、昼間の使用も考慮されているんです。
実際点けてみると、昼間でも目立つのは確か。むかし、オートバイの昼間点灯を啓蒙する「バイクは昼間もライトオン」っていうのがありましたけど(日本自動車工業会による)、そんなフレーズを思い出すほど。
もちろん夜は大活躍。この写真はちょっと控えめに撮りましたが、50m先の路肩に放置されている箱を確認することができました。
50m先から振り返っても、この存在感です。
テールライトも、もちろん明るい。しかも昼間になると最大110ルーメンまで光量がアップして点滅するというパワーの持ち主だったりもします。
価格はFLUX ELITE HEADLIGHTが19,000円(税込)、FLUX EXPERT TAIL LIGHTが9,600円(税込)とそれなりのものにはなりますが、安全面でも物欲面でも気になる製品です。
このライトについて、スペシャライズドのWebサイト内にも紹介記事を書かせてもらいましたので、そちらもご覧いただければ幸いです。
リンク: 昼夜を問わずライダーを助けるライト「FLUX」|スペシャライズド公式ブログ
また、製品情報はこちらからどうぞ。
リンク: スペシャライズド・ジャパン
このFLUXシリーズに限らず、「昼間も使用して自転車の存在を周囲にアピールする大光量ライト」という流れが、パーツ&アクセサリーメーカーの間にあるようです。「BONTRAGER ION 700 RT」なんかも、そうですね。
近い将来、自転車は昼間もライトオン……なんてことに、なるでしょうか。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。