日本を代表するサイクリングウェアメーカーのパールイズミ。同社は秋冬のウェアに対応気温別のカラータグを導入しており、秋〜冬〜春先と続く気温の変化に対応しやすいようになっています。Webサイトの製品カタログも、そのカラータグにのっとって製品情報を見ることが可能です。
そのカラータグですが、このように分かれています。
・0℃
・5℃
・10℃
・15℃
5℃刻みになっています。
しかし、首都圏であればちょうどこれからの時期に必要と思われる「10℃」の製品を見ようと思うと……
あれ?トップスが無いよ?
以前はこの気温帯に対応したジャージがあったと思うんだけどなぁ……と思いながら、デジタルカタログ(紙のカタログをデジタル化したもの。コチラ)を眺めていると、こんな説明がありました。
なるほど。
15℃帯用のジャージにウィンドブレーカーをプラスして、10℃に対応するというわけでした。
例えば、15℃対応のジャージ。
リンク: シティライド ウォーム プリントジャージ
そして、ウィンドブレーカー。
リンク: ストレッチ ウィンドシェル
この「ストレッチ ウィンドシェル」は、ポケッタブル仕様です。
昼間は15℃だけど日が落ちたら急に寒くなって10℃近くに……とか、予想最高気温10℃って聞いてたのに、運動強度が上がったあたりで気温が13℃に!なんてことも少なくないわけで、秋〜初冬にかけては現実的な組み合わせと言えそうです。
ただ、結局のところはどんな季節でも1日の中で気温差が生じるわけで、その面ではパールイズミのカラータグはちょっとわかりにくいというか、コーディネートの説明が不足しているような印象も受けました。ウェアの機能が進化して、細かなニーズに対応したさまざまなアイテムが登場したという事情も、あるとは思いますが。
リンク: パールイズミ
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。