ロードバイクのハンドルをドロップではなくフラットにした、いわゆる「フラットバーロード」は、ロードバイクに乗ってみたいけどいきなりドロップハンドルはちょっと……というような人や、街乗りメインだからフラットのほうがいい……といったような人に、根強い人気があります。
LOUIS GARNEAU(ルイガノ)は、以前からフラットバーロードを数多く用意しているブランドで、過去には60万円弱のモデルなんていうのもありました。そして2016年モデルでは、エアロデザインのフラットバーロード「LGS-RSR V」が登場しています。
横から見たときに面積の大きいダウンチューブやシートチューブが特徴的なデザインです。
ダウンチューブを上方から見ると、幅が狭いのがわかります。
このへんがいかにもエアロ。
コンポーネントはシマノ・ソラ(リア9速)です。
ルイガノのフラットバーロードは、あくまでもフラットバーで乗るために、トップチューブは長めに取られていることが多いのですが、この「LGS-RSR V」に関しては、トップチューブが長くありません。まずフラットバーで乗ってもらい、慣れたらドロップに交換する……という使い方を視野に入れています(もちろん、フラットバーのまま乗り続けても構わないのですが)。
トライアスロンをやりたい人のための入門バイクという役割も、担っているようです。
サイズは395mm、430mm、465mm、500mmを用意、重量は9.26kg(430mm)、価格は110,000円(税別)となっています。
※本校執筆段階では2016年モデル未掲載です
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。