アメリカブランドのJAMIS(ジェイミス)の名前を聞くと、ロードバイクにしろMTBにしろ、クロモリフレームを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。そんなJAMISは、クロスバイクの看板モデルもクロモリです。
CODAシリーズが発表されたのは1991年で、クロスバイクの先駆け的なモデルです。2016年モデルでは、「CODA SPORT」と「CODA COMP」の2モデルが日本市場に投入されます。
●CODA SPORT
まずは「CODA SPORT」から。
クロモリらしい細身のルックスで、へんにカッコつけることもなく、クリーンなイメージが特徴です。フレームのチューブは4130クロモリで、フォークもユニクラウン仕様のクロモリフォークとなっています。
コンポーネントはシマノ・アセラで、前3×後8の24スピード。タイヤは、クロスバイクとしては一般的な700×32Cを採用しています。
カラーは、ブラック、シルバー、ブルーの3色。このうち、ブラックとシルバーはサイズ展開が15インチ、17インチ、19インチの3種類。
ブルーは女性向けの設計となっていて、14インチと16インチの2種類を用意。一応「FEMME」と名乗っているのですが、外観上に女性向けであることを示すようなロゴ等はなく、実際には男女関係なく、小柄なユーザー全般に受け入れられるものです。
価格は69,900円(税別)となっています。
●CODA COMP
続いて、上位モデルの「CODA COMP」。
ルックスはCODA SPORTと同じですが、フレームのチューブが異なります。
CODA COMPのチューブは、レイノルズ・520。また、フロントフォークもカーボンです。
メインコンポーネントはシマノ・アセラですが、SPORTSがリア8速なのに対して、こちらのCOMPはリア9速となっています。
カラーはスチールブルーの1色で、サイズは15インチ、17インチ、19インチの3種類。価格は99,000円(税別)です。
リンク: Jamis Bicycles – ジェイミスジャパン – Mountain Bikes, Road Bikes, Street Bikes
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。