MTBのイメージが強い「GT」ですが、決してメジャーな存在とは言えないものの、質実剛健なクロスバイクにも定評があります。一時期は軽量なスピード系クロスバイクも展開していましたが、GTらしさを感じるのはやはり、この「TRANSEO 4.0」のようなクロスバイクでしょう。

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フレームの一部がクロスしたようになっていて、強度と剛性に優れる「トリプルトライアングル」デザインは、GTならではのもの。タイヤは700×35Cと太く、さらにはフロントサスペンションも装備しているので、街中に意外と多い段差や、郊外の川沿い等で不意に現れるダートでも慌てることはありません。今時のクロスバイクらしく、機械式のディスクブレーキだって付いています。

走りに安心感を与えてくれる数々の装備と引き換えに、重量は14.2kgと少々重たくなっています。サスペンションが無いクロスバイクよりも2kg程度の重量増です。シティサイクルよりもずっと軽く、ワイドなギアも付いているので、スポーツ自転車らしい走りを味わうことは十分可能です。

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ちなみにサスペンションはロックアウト機構付きなので、上り坂でサスペンションに動いて欲しく無いときはレバー操作でロックアウトしてしまえばOKです。

価格:63,800円円(税別)
フレーム:アルミ
フォーク:SR SUNTOUR NVX-DS HLO 75mm トラベル(ロックアウト機構付き)
コンポーネント:シマノ・アルタス
変速段数:3×8
前ギア:48/38/28T
後ろギア:11-32T(8S)
タイヤ:700×35C
メーカーサイト

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(Gen SUGAI)




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