シートステーやフロントフォークの肩など、至るところに入れられたツバメのシルエット。スリムなクロモリフレームとフラットハンドルが特徴のこの自転車は、ARAYA(新家工業、アラヤ)の新しい街乗りスポーツ自転車「TJS」です。
TJSとはずばり「Tsubame Jitensha Sport」の略。ツバメ自転車といえば新家工業の伝統的なモデル名です。
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2014〜2015年モデルにあった「CCL SWALLOW cycle」も、かつてのツバメ自転車の存在を意識したものでしたが、CCLは小柄な女性をターゲットにしたモデル。今度のTJSは4種類のフレームサイズを用意し、150cm未満から180cm台まで幅広くカバーします。
さて、このTJSは街乗りからスポーツ走行まで1台でこなす、現代の上質な軽快車。フレームはフルクロモリで、ホイールは漕ぎ出しの軽い650Cを採用。細いフレームに似合うスレッドフォーク(もちろんクロモリ)に、気軽に乗れるフラットハンドルという組み合わせです。
ベンドしたシートステーは振動吸収性に優れています。ブレーキはシマノのロードバイク用キャリパーブレーキ(BR-R451、57mm)です。
メインコンポーネントはシマノ・アセラ。フロントは44Tのシングル、カセットは11-32Tを装備。
フロントフォークにもツバメが。
カラーは3色用意されます。
↑ディープパープル。
↑ライトベージュ。
↑メタリックオレンジ。
サイズは440mm、470mm、510mm、550mmの4種類で、価格は68,000円(税別)です。
オプションで、650Cホイール&ロングアーチのロードブレーキに対応した純正フェンダーも用意されています。
フェンダーセットは8,250円(税別、取付費別)です。
詳細は下記リンク先の製品リリース情報からどうぞ。
リンク: 新モデル ARAYA TJS 入荷(製品リリース情報)
メーカーサイト: ARAYA
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。