GIANTの製品情報が2016年モデルに更新されていますね。今日は同社のラインナップの中から、グラベルロードの「REVOLT」シリーズを紹介します。
2014年モデルから登場した、グラベルロードの「REVOLT」。オンもオフも行けるドロップハンドルのスポーツバイクです。初登場時(2013年秋)の記事を振り返ってみます。
GIANT 2014年モデル:ダートもオンロードも高速で駆け抜ける!新ジャンル「REVOLT」シリーズ
当時のGIANT展示会ではなかなか力が入っていたように記憶しています。ただし、オンもオフも行けるドロップハンドルの自転車としては「ANYROAD」シリーズも登場しており、現在はそちらのほうが前に出ているのかなという、印象もあり。
しかし、ツーリング&ポタリング志向の強いANYROADに対して「オンもオフも飛ばしていく」というREVOLTの立ち位置に変わりはありません。
こちらは上位モデルの「REVOLT 1」。アルミフレームにカーボンフォーク(アルミコラム)、そしてグラベルロードには必須のディスクブレーキを備えています(補助ブレーキレバー付き)。メインコンポーネントは、リア10速のシマノ・ティアグラです。
そして、オンもオフもこなすために、タイヤは700×35Cを装備。田舎道で突然舗装が途切れても、慌てる必要はありません。
サイズは430(XS)、450(S)、470(M)、490(ML)mm、重量は10.5kg(470mm)、価格は155,000円(税別)です。
そしてこちらが「REVOLT 2」。フレームはもちろんREVOLT 1と共通です。REVOLT 1はダウンチューブのワイヤー類が樹脂カバーの中に収められているのですが、こちらのREVOLT 2では、さらにフェンダーが装備されています。
こんなふうになっています。
メインコンポーネントはシマノ・クラリスで、フロント3段×リア8段となっています。タイヤは同じ700×35Cです。
サイズは430(XS)、450(S)、470(M)、490(ML)mm、重量は11.3kg(450mm)、価格は110,000円(税別)です。
キャリアやフェンダーを装備することができるので、ツーリング車的に使用するのもOKですし、先日「TOUGHROAD SLR」の記事で紹介したGIANT純正のバッグ類を組み合わせても面白いでしょう。
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(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。