みなさんはスポーツサイクルに乗るとき、どんなギアを身につけていますか? おそらく読者の多くの方が、ヘルメット/アイウェア/グローブを着用しているのではないかと思います。
ただ、先日川沿いをサイクリングしているときに、すれ違うサイクリストの方々を観察していてふと気付いたのが「意外とグローブしていない人が多いな」ということです。
そもそも、グローブを着用する理由ってなんでしょうか。よく「必須アイテム」なんて言われますけど。
ちなみに私が今、愛用しているスペシャライズドのグローブ。以前、紹介記事を書いています。
GELパッドで疲労を抑える「SPECIALIZED BODY GEOMETRY GEL グローブ」
紹介記事のタイトルにもあるように、パッドが入っていて、手の疲労を抑える効果があります。
つまり理由のひとつは「疲労の軽減」。
でも、個人的には「小一時間のポタリング」をすることが多くて、その程度の時間だと、グローブなどしなくても、手に不快な疲労を感じるということはありません。また、素手の感覚が好きという方もいますよね。私も実は好きです。プロのサイクルロードレースでも、グローブをしていない選手は見受けられます。
もうひとつの理由は「手の保護」です。
小一時間のポタリング程度で、しかも素手の感覚も好きなのに、どうして自分は無意識にグローブをはめてから自転車に乗るのかを改めて考えてみると、それは「手のケガを防ぎたい」というものでした。昔、自転車とは関係なしに手のひらをケガしたとき、痛いし、熱は持つような気がする地、不便だしで、結構困った記憶があるのです。
その発想でいけば「春夏でもフルフィンガーのグローブ」が正しいのでしょうね。指先だって、ケガしたらやっかいだし不便ですから。最近はUVカットを謳う春夏物のフルフィンガーグローブもあるので、来シーズンは試してみたいなと、今頃になって思いました。
送料無料パールイズミ 【28】UVフルフィンガーグローブ 9.ブラック タッチパネル対応
——————————————————–<PR>
個人的にはそんなところですが、他には「グローブをしないと汗で滑る」という理由もあるでしょう。
ちなみに冬場は「寒いから」がいちばんの理由(笑) 真冬でも手袋をせずシティサイクルに乗っている方も多いですが、私には無理です……。
余談ですが昔、400ccのオートバイに乗っていたときは、夏でもフルフィンガー、夏でも長袖ジャケットでした。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。