先日はブリヂストン・アンカーの新しいロードバイク「RS9」を紹介しましたが、アルミフレームもモデルチェンジします。RS9で用いられた、ブリヂストン 中央研究所と共同開発した解析技術が、このRS6にも活かされています。
ブリヂストン 中央研究所のシミュレーション技術をロードバイクにも応用したのが、先日紹介したニューモデルの「RS9」。そして同様の手法で開発されたアルミフレームが、この「RS6」です。
ここで、従来モデルの「RA6」を見ておきます。
RA6と比較すると、RS6はシンプルで力強い造形になったように感じます。
フレームは相変わらず角断面形状ですが、RA6と見比べると、ダウンチューブのボリュームは少し抑えられているように見えました。
アンカーらしいレーサーとしての性能と耐久性を確保しながら、可能な限り軽量化を行ったとのこと。
フレームのジオメトリーは、RS9やRS8に近いもの。したがって、ヘッドチューブは短めです。
また、アンカーのアルミモデルにはある程度「お求め安さ」も期待されると思いますが、完成車の価格帯は145,000円〜200,000円(税別)と、しっかり応えてくれています。
アンカーは2016年モデルでカラーオーダーシステムもリニューアルしていますが、RS6のカラーオーダー対応モデルでは、「エッジスタイル」と「シンプルスタイル」でオーダー可能で、「セレクトパーツ」によってパーツを変更することも可能です。また、カラーオーダー非対応モデルでは「エッジスタイル」にのっとったカラーが採用されています。
以下、ラインナップです。
●RS6シリーズ ラインナップ
RS6 FRAME(フレームセット) 105,000円(税別)
RS6 EQUIPE(105完成車) 200,000円(税別)
RS6 EPSE(105完成車、オーダーシステム非対応) 200,000円(税別)
RS6 SPORT(ティアグラ完成車) 170,000円(税別)
RS6 EX(ソラ完成車、オーダーシステム非対応) 145,000円(税別)
細かいことですが、「RIS9」は「RS9」にモデルチェンジし、「RA6」は「RS6」にモデルチェンジしました。「RS8」は継続です。したがって、レーサー系のランナップが「RS」に統一されて、わかりやすくなりました。
リンク: ブリヂストンのスポーツバイク アンカー|anchor
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(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。