スズキが、小型乗用車「ソリオ」と「ソリオ バンディット」をフルモデルチェンジして発売しました。価格は「ソリオ」が1,454,760円~1,967,760円、「ソリオ バンディット」が1,825,200円~1,951,560円(ともに税込)です。新たにマイルドハイブリッド仕様が登場しています。
今回の全面改良では、軽量で高剛性の新開発プラットフォームを小型乗用車に初めて採用。コンパクトなボディーサイズはそのままに、室内空間を大幅に拡大した。さらに、燃費を向上させながら低回転域でのトルクを高めた新開発のK12C型デュアルジェット エンジンとマイルドハイブリッドの搭載※1に加え、徹底した軽量化の取り組みにより100kg※2の軽量化を達成し、クラストップ※3の低燃費27.8km/L※4と力強い走りを両立した。
スズキ株式会社 四輪製品ニュース 2015年8月26日 スズキ、小型乗用車 新型「ソリオ」 、「ソリオ バンディット」を発売
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1997年に初代が登場したときは「ワゴンR」のワイド版として、その名もずばり「ワゴンRワイド」を名乗っていました。2代目の途中から「ワゴンRソリオ」、そして「ソリオ」とモデル名が変遷。3代目からはワゴンRよりも「パレット」に近い雰囲気となっていました。今回の4代目は、3代目のスタイリングを踏襲しつつ、よりシャープなものとなっています。
コンパクトながら背が高く室内空間が広いことが特徴のソリオ。自転車イベントのトランポとして従来モデルを愛用している方も多いのではないでしょうか。新型のWebカタログでも、スポーツサイクルを積載した様子が掲載されています。
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カタログ写真ですとどうしてもユルい積み方になりますが、2人+2台+荷物をしっかり運ぶことはできるでしょう。
最近はディーラーのブログでも「試しにロードバイクを積んでみました」といった記事が多いので、新型ソリオについても、近いうちに見ることができるでしょう。
なお、新型の「マイルドハイブリッド」システム、スズキの軽自動車に搭載されている「S-エネチャージ」ととくに説明が変わらないように見えたのですが、軽自動車とそれ以外で呼び分けるということのようです。
今後は同様のシステムを、軽自動車では「S-エネチャージ」、小型車では「マイルドハイブリッド」と呼び分けていくとのこと。
スズキ、“マイルドハイブリッド”で燃費27.8km/Lを実現した新型「ソリオ」 – Car Watch
各部の写真は、Impress Car Watchの記事が充実しています。
写真で見る スズキ「ソリオ」「ソリオ バンディット」(マイルドハイブリッド) – Car Watch
製品情報はスズキのWebサイトでどうぞ。
(Gen SUGAI)