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  • 投稿の最終変更日:2015年8月11日
  • 投稿カテゴリー:コラム
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スポーツサイクルを楽しむ上で、できるにこしたことがないのが「パンク修理」です。サイクリング中にパンクした場合は、パッチで穴をふさぐよりも、チューブそのものを交換してしまうほうが主流です。

スポーツサイクルのチューブ交換。「そんなの簡単だよ」と思う人は多いでしょう。「自分でも何度もやっているし」という人もいるでしょう。実際のところ、難しいものではありません。しかし「スムーズにできるか」「確実にできるか」となると、少し話が変わってきます。

例えば私の場合ですと、眠くて疲れているときにメカをいじると、自分でもびっくりするほど何事もうまく行きません。ディスクブレーキを搭載したMTBの後輪の脱着に、妙に時間がかかってしまったりとか。つまり、これからみんなで遠征に行こうという肝心なときに、使いものにならないことがあります(笑)

以前にとある場所で、自転車を仕事にすることに興味がある人のための講習会がありました。対象は「サイクリング上級者」で、参加条件には「スポーツサイクルのパンク修理ができること」という項目があります。

しかし「では実際にチューブ交換をやってみてください。ただし、こちらが用意したクロスバイクで、ホイールを外すところから」となった瞬間、フリーズする人がいたとか、いないとか。

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しかもチューブ交換という作業が、自分だけでやるのではなく、他の人の自転車で、さらに「みんなが見ている」となると、気持ちの面でも違ってきます。

そう考えると、お客さんの目の前であってもテキパキとパンク修理をする自転車屋さんの技術というのは、すごいものなんだな……と思うわけです。

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あまりに暑くて自転車に乗る気がしない日や、雨が降って自転車に乗れないときなどに、部屋の中で、自分がいかにスムーズにホイールの脱着やチューブ交換をこなせるか試してみるのも良いかもしれません。

できる気にならないで、基本を反復しておくのは大事なことです。もちろん自分も、この夏の間にいちど、ホイールの脱着とチューブ交換をおさらいしていこうと思っています。ときどき、ビギナーやサイクリング未経験者といっしょに走る機会も、ありますし。

(Gen SUGAI)