COLNAGO(コルナゴ)が、本国Webサイトにおいて新しいロードバイク「CLX」を発表していました。
以前、ミドルレンジのロードバイクとして数年にわたってラインナップされていた「CLX」。今回、当時のモデルよりも直線基調のデザインとなった新型が発表されました。
フレーム素材はもちろんカーボン。従来モデルはカーボンモノコックの前三角にバックを差し込んだ構造でしたが、この新しいCLXはバックまで一体のカーボンモノコックとなっているようです。2015年モデルで登場した「V1−r」に近い雰囲気です。
ブレーキはV1−rとは異なりダイレクトマウントではなく、トラディショナルなもの。
リヤエンド付近の形状。カーボンドロップアウトとのことです。
BBはC60やV1−rと同じ「スレッドフィット 82.5」。プレスフィットのBBをフレームに直接圧入するのではなく、BBシェルにスリーブが入っています(それがフレームにねじ切りで取り付けられている)。
製品のポジション的にも構造的にも、「V1−rとAC−Rの間」といったところです。
サイズ設定は、42Sから58Sまで豊富にありました。
この新型CLX、日本への導入がいつ、どんな価格設定で行われるのか気になりますね。
本国サイトのリンクは英語版ページを貼っておきます。
An attractive new frame – developed to meet the needs of riders seeking a high performance bike constructed from quality materials and held to the ultimate standard of workmanship that is synonymous with Colnago. The structure is a unique, new monocoque design – with carbon fiber dropouts.
via COLNAGO CLX.
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。