LAZERから、心拍が測れるヘルメット「GENESIS LIFEBEAM」が発表されています。
一般的なハートレートモニターは、胸部にセンサーを巻いて使用します。ただ、心拍が測れるスポーツウォッチもありますし、必ずしも胸部ではないと測れないというわけではありません。ではLAZERの場合はどこで測るかというと、記事タイトルにも記した通り「額」です。
ちょっと見にくいですが、額の部分にセンサーが埋め込まれているのがわかるでしょうか。そして後頭部には発信機が搭載されており、BluetoothおよびANT+対応機器にデータを送信します。BluetoothやANT+に対応したサイクルコンピューター、そしてスマホのアプリなどでデータが利用できます。
充電はUSBで。2時間の充電で連続17時間使用できます。
利点はもちろん、胸にバンドタイプのセンサーを巻くストレスから解放されること。弱点は、当たり前ですがヘルメットをかぶらないと利用できないこと。トライアスロンのように一度に複数の種目を行う競技では利用できませんし、自転車競技でも、ヘルメットをかぶらないでトレーニングしたいとき(例:屋内でローラーを回す、レース前にアップをする等)も困ります。
いちばんメリットがあるのは、フィットネス用途ではないでしょうか。
カラーは2種類。
サイズはMとLの2種類。重量はLサイズで353gです。
価格は38,000円となっています。
※本稿執筆段階では製品情報未掲載です。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。