「これ知ってますか?」というFacebookメッセージが届いていたのでリンクを開いてみると、そこに出てきたのは『パナソニック ポリテクノロジー株式会社の株式譲渡に関する基本合意ついて』という、パナソニック株式会社のニュースリリースでした。
昨日3日、パナソニック株式会社は、同社100パーセント出資の子会社で自転車用タイヤやチューブ、アクセサリー等を手がけるパナソニック ポリテクノロジー株式会社の全株式を、みずほ証券系の投資ファンドであるベーシック・キャピタル・マネジメント株式会社に譲渡することについて、基本合意書を締結したと発表しました。
パナソニックのリリースには、『今後も当該事業を成長拡大させるためには継続した投資が必要となりますが、当社においては当該事業に経営資源を投入するのは難しい状況』とあります。そして、ベーシック・キャピタル・マネジメントからパナソニック ポリテクノロジーに対する事業提案があったことが記されています。
株式譲渡日は2015年4月1日を予定。株式譲渡に伴い、パナソニック ポリテクノロジーはパナレーサー株式会社に社名変更する予定とのこと。ということは、当面「Panaracer」ブランドも残りそうですが、将来的には変化しそうですね。
プレスリリース | オートモーティブ & インダストリアルシステムズ社 | Panasonic.
パナソニック ポリテクノロジー株式会社 | Panasonic.
パナソニック ポリテクノロジー株式会社の株式譲渡に関する基本合意について(PDF)
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。