というわけで、タイトルのまんまです。土日に科学技術館で行われた「2015 ハンドメイドバイシクル展」を見てきました。私は日曜日の午後に行きました。
今年は今までよりも若干ですが「見せる」ための工夫がなされていたように思います。会場に入ってすぐのところに「ビルダーはこんなふうにして自転車を作っているんだよ」というのを見せるコーナーがありました。
チューブがフレームになっていく様子がまとめられています。
ラグ。
きれいに仕上げられる前の、生々しい状態。
バラバラの状態のチューブたち。
さて、会場に出展されていた自転車をいくつか紹介しましょう。まず目に入ってきたのが、SANO MAGIC。同展ではおなじみの出展者のひとつです。
素材はマホガニー。つまり木造です。
制作途上のフレームが展示されていました。
美しい小径車。
サドルも、
ハンドルも木。よく見ればレバーにも装飾が。
続いて、絹自転車製作所です。
36インチ!
前輪と後輪は近いです。
トールバイクとすることで、36インチホイールであってもフロントセンターが長くならない……とのこと。
オーダーメードサイクル・オリジナル自転車工房/シルクサイクルズ.
続いて、タカムラ製作所(ラバネロ)。
このクラシックなレーサーが気になりました。
細いチューブに、ねじきりのステム。
チューブは、コロンブス・スピリット。
フレームセットで221,400円だそうです。いかがでしょう?
続いて、初出展のEMERALD BIKES。
某雑誌編集者の、趣味と仕事と勉強の成果!TTポジションが取れるロードバイク。センス良くまとまっています。
現在はまだ「勉強のために個人で製作した」という域を出ておらず、値段はとりあえずつけてみたようですが、果たして!?
そのうち玉○台のビルの1Fに自転車屋ができたりして。
あと1〜2回、掲載する予定です。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。