大阪市が御堂筋の道路空間再編案を発表
大阪市は2日、橋下市長の定例会見において、御堂筋の道路空間再編案を発表しました。今回対象となっているのは、淀屋橋〜難波西口の約3.1km。側道を閉鎖し、その空間を自転車と歩行者に再配分することが記されています。
大阪市は2日、メインストリート御堂筋の側道2車線を閉鎖し、自転車専用の道路や歩道として整備する方針を明らかにした。来年度にも着工、2016年度に千日前通より南部分の開通を目指す。定例記者会見で橋下徹市長が表明した。
引用元: 御堂筋:大阪市計画 2車線閉鎖し自転車専用道や歩道整備 – 毎日新聞.
大阪市の発表資料によれば、御堂筋の自動車交通量は『約40年前に比べ約4〜5割減少』する一方、『自転車交通量は増加傾向であり、約40年前の約6〜7倍と大きく増加』しているとのこと。
自動車の交通量を鑑みて、新橋交差点を境に南北で整備形態が異なっています。まず南側。
側道を廃止し、自転車道(対面通行)と歩行者のための多機能空間を設置するとしています。もちろん、自転車の空間と歩行者の空間は構造的に分離しています。
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。