先日、ヤマト運輸が、アシスト比を強めたリヤカー付き電動アシスト自転車を使った配送業務を行うという記事をアップしました。
リヤカー付きの電動アシスト自転車自体は、すでにさまざまなところで配送業務に活用されています。ヤマト運輸や佐川急便のような事業者はもちろん、例えばこんな会社にも入っています。
酒飯業の「カクヤス」です。
かなり積めそうですね、これ。
ただ、リヤカー付き電動アシスト自転車を使うと、どうしても三輪スクーターよりも1台あたりのサイズが大きくなります。結果として、事業所の前には最初の写真のように何台かのリヤカー付き電動アシスト自転車が置かれ、ある程度の場所を取ってしまうという問題があります。都心部の限られたスペースや作業効率を考えると、こうなってしまうのは、わかる。
ただ、やっぱり道路に置きっぱなしは良くないわけで。このサイズになると、配達中の停車だって結構場所を取ってしまいます(それでも軽ワンボックスより省スペースですけど)。
単にクルマや三輪スクーターをリヤカー付き電動アシスト自転車に置換えるだけではなく、バックヤードはどうするのか、どこに停めるのかといったことまでデザインして、はじめて「活用している」と言えるのではないでしょうか。
(Gen SUGAI)