ブリヂストンサイクルが、新しいジュニアスポーツ車「BWX」を発表しました。
プレスリリースには『自転車を“モビリティ”から“アソビ”に変えたい。』という文言があります。塾やサッカーの練習の行き帰りのアシとしてだけでなく、行動範囲を広げ、そしてアソビの道具として自転車を使ってほしいという想いを込めたそうです。
用意されるのは、スチールフォーク+Vブレーキの「ストリートモデル」(20/24/26インチ)と、アルミフォーク+メカニカルディスクブレーキの「エリートモデル」(24/26インチ)。いずれのモデルも、太くて角張ったアルミフレームと、バルーンタイヤを装備しているのが特徴です。
上のディスクブレーキ付きの写真が、24インチのエリートモデル。
こちらが20インチのストリートモデル。
そしてこちらが26インチのストリートモデルです。
MTBではないので、メーカー的には悪路走行禁止となっていますが、フラットな河川敷ダートのような場所を走り回って遊ぶ分には、もちろん問題ありません。幅広タイヤでワイルドな走りが楽しめます。
サドルはデジタルカモ柄です。
このBWX、ひとつ面白いギミックがあります。
車体の画像を見てもらうとわかるように、この自転車、ライトがヘッドチューブの真ん前に着いています。しかも、脱着可能。
外したときは、ランタンとして使用できるというわけです。自転車から取り外したランタンモードのときだけ、赤や青で点灯したり、白で点滅したりといった機能もあります。
「なぜにランタン」という気もしないでもありませんが(笑)、かつてのジュニアスポーツ車に例のシフターや派手なライトがあったように、後々振り返ってみて何か思い出になるようなギミックがあるというのも、悪くはないかもしれません。
価格は、ストリートモデルが各サイズとも33,000円(税別)、エリートモデルが各サイズとも43,000円(税別)です。
詳しくはブリヂストンサイクルのWebサイトおよびスペシャルサイト(8月28日公開予定)でどうぞ。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。