TREKの「X-Caliber」と言えば、Gary Fisher時代から続くモデルネーム。今でも「Gary Fisher コレクション」として、一応その名を残しています。
Gary Fisher collection – Trek Bicycle.
さて、その「X-Caliber」に新型が登場しました。新しい「X-Caliber」は、フレームサイズによって27.5インチと29インチという2つのホイールサイズを使い分けているのが特徴です。エントリー向けモデル「Marlin」にも、同じ考えが導入されています。
29インチが最速である……という点については、TREKは譲れないようです。一方で、小柄な人にとって29インチがベストとも言いがたい、と。そこで↓こうなった!
13.5インチと15.5インチのX-CaliberやMarlinに乗られるお客様は身長が低く、エントリーモデルのため、乗車される方はほとんど初心者の方であることを考えると29インチホイールはやや大きく感じられる傾向にあります。そのため、トレックでは新型MarlinとX-Caliberの13.5インチと15.5インチに関しては、2番目に大きいホイールサイズである27.5インチでマウンテンバイクを設計しました。17.5インチ以上のモデルはこれまでと変わらず、最速かつ最も効率に優れた29インチホイールを採用しています。
引用元: 独自のホイールサイズ展開で新型Marlin & X-Caliber登場 | トレック.
こちらは「X-Caliber 8」。サイズラインナップは、13.5(27.5″)、15.5(27.5″)、17.5(29″)、18.5(29″)、19.5(29″)、21.5(29″)となっています。
ちなみに上記2つの画像は、27.5″のようです。価格は120,000円(税込)となっています。
その他に今回は、下記のモデルが発表されています。
・X-Caliber 7(税込95,000円)
・Marlin 7(税込73,000円)
・Marlin 6(税込65,000円)
詳しくは、トレック・ジャパンのWebサイトでどうぞ。
独自のホイールサイズ展開で新型Marlin & X-Caliber登場 | トレック.
追記:トレックのWebサイトリニューアルにともない大量のリンク切れが生じています
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。