※本稿はWeb上で調べられる範囲で書いています。現況が異なりましても保証はいたしかねますので、各自ご確認の上、お出かけください。
現在開催中のロードレース、ツアー・オブ・ジャパン。今日は南信州ステージが終わり、明日はお休み、明後日金曜日が富士山ステージです。
富士あざみラインで開催されるこのレースのフィニッシュ地点に、公共交通でアクセスする方法はあるのかな?と思って調べてみたら、あるにはあるようです。
まず、ステージ情報はこちら。
STAGES/ACCESS ステージ紹介・アクセス(#4 FUJISAN 富士山) | TOUR OF JAPAN 2014.
レースは『5/23(金)【富士山】第4ステージ/11.4km 10:00 START』となっています。
そして下記の文言に注目しました。
富士山ステージ追加情報
1)富士山ステージ、フィニッシュ直行シャトルバス(2台)を運行致します(予定)。富士総合グラウンドから8時50分に出発致します(予定)。
また、冨士浅間神社上の駐車場より10時05分に出発致します(予定)。
2)富士山ステージでは正式スタート前、9時55分にセレモニー、10時よりパレード走行(約2.9km)を行ないます。須走本通りは8時30分から10時過ぎまで交通規制になりますのでご注意下さい。
なお、須走本通り以外のパレード区間は9時55分から10時20分まで交通規制になります。
3)富士山ステージの表彰式は、道の駅すばしり特設ステージにおいて11時30分予定です。
引用元: STAGES/ACCESS ステージ紹介・アクセス(#4 FUJISAN 富士山) | TOUR OF JAPAN 2014.
Web上の地図サービスで検索しても「富士総合グラウンド」などというものは存在しないのですが、これは陸上自衛隊富士学校向かいのグラウンドです。
大きな地図で見る
このグラウンドから8時50分発、もしくは「冨士浅間神社上の駐車場」10時05分発のシャトルバスに乗れるように公共交通でアクセスすれば、フィニッシュ地点で観戦できるのです。
まずは、JR御殿場線御殿場駅からのアクセスを見てみましょう。路線バスがあります。
『(アウトレット)御殿場駅~河口湖駅』のところの時刻表を見ると、平日6時50分御殿場駅発、富士学校行きの路線バスがあり、7時15分に富士学校に付きます。ところが!都内から6時50分に御殿場駅に行く手段がありません(笑) 1本後の御殿場駅8時10分発河口湖行きですと(富士学校には停まらない)、須走浅間神社バス停着が8時32分。富士総合グラウンドまで徒歩5分くらいだと思うので、これでも、バスが遅れなければ間にあいます(保証はしません)。新宿駅から電車なら、5時46分の急行に乗り、新松田駅で降りてすぐ近くのJR松田駅で御殿場線に乗り換えて行けば、7時58分に御殿場駅到着です。
「冨士浅間神社上の駐車場」10時05分発のシャトルバスを目指すなら、もっとラクになります。御殿場駅9時ちょうど発の河口湖行きバスに乗れば、9時22分に須走浅間神社バス停に到着します。
帰路に関しては、「須走浅間神社」バス停または「道の駅すばしり」バス停から1時間に1本ほど、御殿場駅行きがあります。
そしてもうひとつ、高速バスという手段があります。富士学校前に高速バスのバス停があります。そして東京駅から高速バスが出ているのです。
バスのりばマップ | 富士学校前 | ジェイアールバス関東.
東京駅6時半発に乗れば、東名が通行止めになるとか、超大渋滞とかなければ、9時前には富士学校前に到着できているはずです(定時は8:30)。なお、全席指定で要予約です。
ところで、富士山ステージをフィニッシュ地点で観戦した後の帰りのシャトルバスの情報が、なぜか掲載されていませんが、全選手フィニッシュ後に下りのシャトルバスがあるはずので(過去の大会ではその旨掲載されていました)、今年もあるでしょう。無かったら歩いて下山してください(笑)
ちなみに富士山ステージのパレード区間も、なぜか情報が掲載されていませんが(本当にどうして?)、昨年のPDFを見ると、須走交差点からスタートのようです。今年も同じでしょうかね。
※本稿はWeb上で調べられる範囲で書いています。現況が異なりましても保証はいたしかねますので、各自ご確認の上、お出かけください。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。