仙台市が、自転車走行のルール順守とマナー向上を図るために「自転車交通安全課」を設置したと言うニュースが、MSN産経ニュースに出ていました。

仙台市は4月から市民局に自転車交通安全課を新設した。自転車走行のルール順守とマナー向上が狙いで、自転車に関する施策を一手に担当する。東日本大震災をきっかけに、手軽な交通手段として自転車利用が増えたことが背景にあり、同課は「歩行者や車を含め安全で快適なまちにしたい」としている。

自転車交通安全課は、自転車に関する施策を一体的に進めるため、市民局のマナー関係の部門と都市整備局の交通政策部門を集約した。

引用元: 自転車マナー向上に本腰 仙台市、市民局に交通安全課新設 – MSN産経ニュース.

記事内には、

同課では「自転車は車道の左側を通行するのが原則で、歩道を走れるのは特別な場合。その点の理解がまだ足りない。また、自転車の加害事故で数千万円の賠償を求められたケースも出ており、こうしたことも認識することが必要」と注意を促している。

といったコメントも紹介されています。

それではここで、仙台市中心部の自転車通行環境を見てみましょう。

夜の写真で恐縮ですが。

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車道が2〜3車線あって、歩道上に白線をひいて歩行者と自転車を視覚的に分離するというのが、最近の仙台のトレンド。画像は広瀬通りと愛宕上杉通りの交差点ですが、広い車道ですね。

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こんな感じです。街路樹があるので、実際に自転車が通ることができる幅は、こんなにはありません。また、通りによってはこのような視覚的分離が途中で途切れますし、右左折すればなくなる……ということも、当然のようにあります。

下記、参考情報です。

杜の都の自転車プラン-仙台市自転車利用環境総合計画- – くらしのガイド | 仙台市.

(Gen SUGAI)






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